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旅から暮らしへ。 夫婦ふたり暮らしのミニマルな住まい
お子様が独立して夫婦ふたりの生活となり、より便利で暮らしやすい環境を求めて
マンションを転々とするスタイルを気に入っていたというSさんご夫妻。
休日はキャンピングカーで遠征してキャンプや温泉めぐり。旅が趣味で出かけることを楽しみにしていたといいますが、
今ではすっかり家時間に満たされる暮らしへ変わったそうです。

おふたりが暮らすのは、シンプルライフを追求した平屋住宅、THYME HT-S。
「住み始めて3~4ヶ月ですが、もう5年くらい経ったような感覚。それくらい私たちにしっくり来ました」というご主人。
家を建てるつもりなど全くなかったというSさん。素敵な平屋があると娘さんに誘われ
興味本位で見に行った栞の見学会で、しっかりと考えられた動線や、住まいを構成する素材や設備などひとつひとつのディテールに魅せられたといいます。

夫婦で料理をしたり、LDKの大きな窓からのどかな田園風景を眺めたり、DIYで欲しい家具を作ったり。
空間の広さこそマンション暮らしに近いものの、家で過ごす時間の密度はすっかり変わりました。
その一つはキッチン。
「マンションのキッチンは狭くてふたりで一緒に料理はできませんでしたし、
空間が別だったので一人きりでした。今は対面式なので楽しく料理が出来ます」という奥様。
お酒が好きなご夫妻にぴったりのシックで重厚感のあるグラフテクトのキッチンカウンター。
ダイニングテーブルも同じ素材で統一し、大人のダイニングキッチンを演出しています。

THYME HT-Sは、新たに追加されたシリーズの中で一番コンパクトなモデル。
S様邸はHT-Sで初めて建つ家でした。
「リビングの間取りを左右入れ替えるなどの要望を聞いてもらい、いろいろな提案もしてもらうことができました。おかげでここはこうすればよかった、という点は一つもありません」(ご主人)
いくつもの住まいを経て辿り着いたミニマルな住まい。
来年は家庭菜園を計画中で、まだまだ愉しみが広がりそうです。
→【 THYME HT-S 】のページへ

お話を伺った日|2024年12月21日

南に大きく開けた窓からは心地よい陽の光が。西側の窓には遠くま で田園風景が広がり、ゆったりとした時を演出します。

すっきりとしたハイドアも気に入っているポイント。

設計視点からの勧めで取り入れて気に入っているのが、リビングの 大きな窓に取り付けられた電動式のスリットシャッター※。 自然の風や光を取り入れながら、夏の強い日差しや視線を開閉具合 でコントロールすることができます。 ※オプション仕様

玄関ホールにある収納。帰宅してすぐに衣類などが収納できて便利。